美術ミニトーク

アトリエなかまでは1~2ヶ月に一度、美術雑学を紹介しています。

〜 レオナルド・ダ・ヴィンチ(2013年4月20日)〜

4月23日〜6月30日まで東京都美術館で「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」が開催されます。今年は「日本におけるイタリア年」だそうで、豪華な展覧会が続きます!

あまりにも有名なイタリア・ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452‐1519)。多才な人物で『モナ・リザ』『最後の晩餐』が特別に有名です。現存するレオナルドの絵画作品は15点程度といわれていますが、、同時代人でレオナルドよりも20歳ほど年下のミケランジェロ、30歳ほど年下のラファエロと並び、「盛期ルネッサンスの三大巨匠」として尊敬されています。

彼のスケッチ類は科学的でありながらもたいへん美しく、彼の描いた女性像は理想の永遠の女性美を描いています。
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〜 ラファエロ(2013年3月16日)〜

ラファエロ・サンティ(1483年〜1520年)レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並び、盛期ルネサンスの三大巨匠。ラファエロは異例なほどに大規模な工房を経営しており、37歳という若さで死去したとは考えられないほど、多数の作品を制作。ラファエロは存命時から高い評価を受けた影響力の高い芸術家で、ラファエロの穏やかで調和に満ちた作品は非常に優れた模範的作風として、現在にいたるまで欧米において高く評価されています。ラファエロの作品のほとんどがヨーロッパの大美術館で保管されていますが、まさに宝石のような作品を描いた作家です。

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〜 シャガール(2013年2月16日)〜

マルク・シャガール( 1887〜1985)、ロシア出身でフランスで活躍した有名な画家です。ユダヤ系で、第二次世界大戦中ナチスの迫害を避けてアメリカへ亡命。同郷人で最初の妻ベラへの愛や結婚をテーマとした作品が多く、「愛の画家」とも呼ばれています。戦後パリへ戻ったシャガールは、フランス国籍を取得し、南フランスに永住します。

彼の作品の魅力はその独創的な世界観。美しいピュアな色彩と、自由な絵柄が今も私たちのこころをとらえて離しません。こんな絵がかけたら、と心から思います。

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〜 ピカソの花(2012年11月3日)〜

説明の必要のない有名な作家ピカソ(1881〜 1973)。その多大な作品の中で、花を紹介します(写真の右側)。手の部分をよく見ると、自分一人で花束を抱えるのではなく、誰かに花を渡そうとしているところであることが分かります。そんなところが巨匠ピカソらしいと思います。いつかこんな作品を描けたら最高ですね!


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鳥

〜 ジェームズ・アンソール(2012年10月6日)〜

ジェームズ・アンソールの作品
ジェームズ・アンソールの作品

ジェームズ・アンソール(1860~1949)は、ベルギー人。35歳前後に描いた、仮面や骸骨など、グロテスクなモティーフを用いた絵が有名で、人間の心の奥底に潜む感情を独創的に表現し、シュルレアリスムや表現主義など、後の絵画運動に影響をあたえます。小説の表紙になることも多いアンソールの作品を一度は目にした事があるのではないでしょうか。

ジェームズ・アンソールの作品1
ジェームズ・アンソールの作品1

今、損保ジャパン東郷青児美術館でアンソール展が開かれています。現代人チックな表現に、共感を覚える人も多いと思います。

ジェームズ・アンソールの作品2
ジェームズ・アンソールの作品2

~ メキシコの女流画家:フリーダ・カーロ (2012年9月5日)~

フリーダと「生命万歳!」
フリーダと「生命万歳!」

フリーダ・カーロは( Frida Kahlo 1907年~1954年)は、メキシコの女性画家。メキシコの最も有名な画家ディエゴ・リベラの妻としても有名ですし、日本では”眉が繋がった自画像を描く女流画家”としても知られています。

亡命ユダヤ人の写真家の父親とメキシコのインディオの母親を持つフリーダは、若い頃に事故にあい、以後は病気等に苦しみながらも油絵を描きます。

フリーダは47歳でその生涯を閉じますが、スイカを描いた「VIva la vida(生命万歳)」は、死の3ヶ月前に描かれた作品で、
彼女の生命への憧れを描いているようです。

~ ポール・セザンヌの静物 (2012年8月5日)~

だらんと垂れ下がる布が印象的な静物画です。果物を画面の中央よりも上部に描き、構図が上の方にまとめられているため、動きがあり、軽やかな印象です。セザンヌは三角形を使う画家としても有名です。

画面を大きく▼に分割した構図は、安定感と動きを画面に与えています。注目して欲しいのは机の線。左と右の線がずれていますよね?右のラインが上にあることにより、右奥へ流れてゆく動きができています。

セザンヌの静物
セザンヌの静物

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